マルコム スパイラル粘度計 PCU-285
粘度範囲 5Pa・s ~ 800Pa・s
回転数範囲(N) 1~50rpm
はんだペーストの粘度を測定するための国際規格
はんだペーストに関しては、粘度がよく議論されるパラメータの 1 つです。はんだペーストが厚すぎる(粘度が高い)と、コーティングが不十分になって印刷不良が生じる可能性があるため、粘度は重要です。はんだペーストが薄すぎる(粘度が低い)と、コーティングが崩れる可能性があります。はんだペーストが最適な印刷に適した厚さであるかどうかを確認するには、正確で再現性のある粘度計を使用してはんだペーストの粘度をテストする必要があります。
はんだペーストの粘度を測定するには、基本的に 2 つの要素があることに注意することが重要です。これらは静粘度と動粘度です。静的粘度は、チューブまたはシリンジからスクリーン印刷機に塗布されるときのはんだペーストの粘度です。一方、動的粘度は、スクリーン印刷プロセス中のはんだペーストのレオロジー挙動の変化を示します。はんだペーストの印刷特性を予測するには、はんだペーストの動的粘度を知ることが重要です。
動的粘度は、はんだペーストにせん断力を加えることで得られます。せん断力は、スクリーン印刷機ではんだペーストが受ける力です。せん断がはんだペーストの粘度にどのような影響を与えるかを理解することは、印刷の問題を制限するのに役立つため重要です。
マルコムジャパン
スパイラル粘度計
モデル: PCU-285
はんだペースト粘度測定の国際規格
Malcom の新しい主力粘度計 PCU-285 は、はんだペーストの粘度をテストするための業界標準として PCU-205 に代わるものです。
この粘度計のアップデートには、フル LCD タッチスクリーン ディスプレイを備えたオンボード PC が含まれます。
加熱ユニットも改良され、より速く、より安定した温度制御が可能になりました。
はんだペースト粘度測定の国際規格
・TI(チキソトロピー指数)、R(粘度非回復率)はJIS Z3284に準拠して測定します。
• 新設計のコンパクトサーモスタットにより作業性が向上しました。
• タッチパネルディスプレイにより使いやすさと視認性が向上しました。
• 自動測定してデータを保存します。
• オプションのプリンターもご用意しております。
特徴
●マルコム独自のスパイラル粘度センサーにより、チキソトロピー性の高いサンプルの粘度やTIを再現性良く連続測定できます。
• Windowsシステムとタッチパネルディスプレイによる測定プログラムの作成と自動測定。
• 測定結果のグラフ表示も可能です。
• 新設計のコンパクトサーモスタットにより、作業性の向上、センサの洗浄の容易さ、サンプル容器のセットアップ等を実現しました。
• PCU-285にはマウスとキーボードを接続できます。
• 測定データはPCU-285本体に自動保存されます。
• ネットワークシステム(LAN)は、複数の機器のデータを一元管理します。
• USB メモリスティックを PCU-285 に接続してデータをコピーできます。
仕様
ビデオ: MALCOM スパイラル粘度計 PCU-285 |レビュー
メンテナンスと校正:
► 検査証明書も付属しております
► 一定期間使用後は弊社購入店にて再校正を行ってください。
配布元:
セミキ計装株式会社
電子メール: sales@semiki.com
オフィス電話: +84 28 2253 3522